前職の繋がりから、新しいぬいぐるみ工場2社を訪問させて頂きました。
1社は日本向けのぬいぐるみの営業を20年やっていた方が独立して作った工場で、日本向けのぬいぐるみの量産体制がしっかりしていて、検針機なんかも工程ごとに通しているし、ワーカーもちゃんと帽子も被ってました。(縫製工場だと帽子被ってないところが結構ある。)
そして、コロナ対策として、ぬいぐるみを紫外線殺菌機に通していました。
ラインの奥にあるのが紫外線殺菌機。
ぬいぐるみ用の紫外線殺菌機なんて売っていませんから、工場の手作りです。
この工場は1年で急成長して、工場を移転して、規模が4倍になってました。
前は2階建てでしたが、今は4階建ての工場になっていて、中国国内向けのぬいぐるみもやっていた。
サンプル見せてもらいましたが、今は中国国内向けのぬいぐるみも仕様が凝っていてデザインが可愛いものが多い。
中国のキャラクターデザインも成熟したなという気がしました。
メインは日本向けのぬいぐるみをやっています。
2社目は、元々はぬいぐるみ工場の下請け工場をやっていた工場。
最近は直接商社なんかとやり始めて、直接仕事を取っているそうです。
正直なところ、自分は1社目の工場の方が管理が良い印象でしたが、この工場はFAMA(ディズニー製品の生産ができるライセンス)を持っているという点が優秀です。
そしてたまに凄いぬいぐるみを作っている。
ナショナルジオグラフィックの恐竜ぬいぐるみ。
成形じゃなくて、ぬいぐるみですよ。
ナショジオ案件を受けているだけあって、動物のぬいぐるみが上手い。
このカワウソなんかも可愛いです。
あと、まだ開発中で公開できませんが、もうひとつ凄いサンプルも見せてもらった。
自分も8年ぬいぐるみ工場にいましたが、初めて見ました。
あれは日本には無いんじゃないかな。
今回2社ぬいぐるみ工場を訪問して感じたのは、7月からコロナの影響でオーダーが無いということ。
ぬいぐるみ工場は、コロナのせいでオーダーが消えてる期間をどうやって耐えるかというのが課題です。
上記の工場からはオーダーがあったら協力するよ言われてますが、正直なところ日本側企業にもそんなに余裕は無さそうで、自分もしばらくはひっそり過ごすかと思っています。
こんな感じでぬいぐるみ工場を訪問したり、あとは生活のためにちょっと購買代行(タオバオ やアリババでの購買)をやっています。
今まで代行したものは
・車のマフラー
・スマホケース
・折りたたみ傘 等
これはこれで新しい世界が見えて結構楽しいんですが、B to Bをやりたいというのがあるので表向きには営業掛けてないです。
ひっそりとやっている。
あとAmazonでのセラー登録もしたので、そっちも6月中旬には販売できる予定。
プライベートブランドの登録をするのにちょっと時間が掛かりました。
ぬいぐるみ工場のスペックなんかも欲しい方居たら資料にして送付します。(但しビジネス目的じゃ無い方はご遠慮くださいませ。)
他にもラバーストラップやマグカップ等の雑貨も作れますよ。
では、アフターコロナが幸せな世界でありますように。