东莞で会社を作り始めているので、情報共有します。(中国起業)

 

最初は香港で会社を登記しようと思っていましたが、コロナ対策のため、当面香港に出入りしづらくなりましたので、自分でも素晴らしい起業タイミングだったなと思っていますが、お陰で中国で起業する方向にシフトして色々分かりましたので、今後中国で起業する人のために記録します。

 

先ず、会社設立に対する中国の政策はかなり流動的なもので、ネットでも様々な先人達の記録をブログ等で見ることができますが、現状はネットでは確認しづらいので、ちゃんと公司注册の代办公司に聞く必要があります。

自分はネットで調べたら資本を10万元以上にしないと会社設立できないという先人の情報があり、いきなり10万元ですかと思っていましたが、2020年の中国の現状では資本金の制限は無く、実際の出資も不要です。自分が始めたい事業によっては設備投資等必要になりますので、一概にいくらで起業できますとは言えないですが、少なくとも最低資本金のハードルは無いです。

もし大々的に工場を作りたいとかでなければ、日本で起業するくらいの資金があれば、中国でも起業できます。

もちろん起業した後が大変だと思いますので、安易な起業は薦められませんが、中国で生きる日本人も少なくなくなったと思っていますので、駐在員や現地採用としてではない生き方として、起業を選択される方がいらっしゃれば、ネット検索ではない方法で、現状を先ず確認して欲しいです。

私は運良く深圳で起業されている先輩がいらっしゃいましたので、その方に教えて頂くことができ、代办公司からも現状の政策の詳細を聞くことができました。習慣的にネット検索を頼りがちになってしまいますが、中国では自分で実際に動いて確認した方がずっと早く正確な情報を得ることができます。

 

次に私はOEMを受けたいと思っているので外資の貿易会社の形で会社の設立を申請していますが、必要な資料は下記のものでした。

 

・パスポート

・场地证明(房地证明,租房合同书,住所产权证明)

・执照(これは代办公司が作ってくれます)

※追記:監査役も必要なので、監査役の人の身分証明書も提出が必要です。

 

意外に必要な資料は少ないです。

日本から何か取り寄せたりする必要もありませんでした。

といってもまだ申請した段階なので、今後新しい資料の提出等が求められた場合は追記していきます。

注意点としては、あくまでも今中国に居る方向けの必要資料です。(私が中国に滞在しているため)

 

こんなところです。

結局は自分で現状を確認してみるのが一番良いということになってしまいますが、中国ではこの方法が一番間違い無いと思います。

誰かの役に立つと良いのですが。

 

 

新型肺炎の一刻も早い収束を祈っております。

たまに呟いてます。